ふるさと体験学習協会の紹介

 久慈市は、西に日本一の白樺林や豊かなブナ林が連なり、そこから流れる清流は、リアス式海岸を形成する太平洋に注ぎ、美しい景色を魅せるとともに、美味しい海の幸を育てている環境があります。
広大な海と自然豊かな山々、日本短角牛、豊かな伝統食文化、木炭生産、豊かな自然環境から生まれた素朴な生活文化、温かな人々のなかで、山・里・海の全ての体験を堪能できます。

目的

 自然、山里海の恵み、農山漁村の生活文化などを活用した教育旅行等の体験型観光を推進し、交流人口の拡大による生きがい対策、地域の活性化、農山漁家の所得向上、地域経済の活性化を目指す。 

 具体的には、豊かな自然を活用した自然体験、伝統的な生活文化体験、農山漁村ならではの農林漁業体験や農林漁業家への民泊による心と心のふれあいを通じて、参加する児童生徒等の新たな発見 (気づき)や感動する心、柔らかな感性や社会感を養い、「生きる力」を育むとともに、受入先の農山漁村の魅力を再認識する。

  • 平成21年度 農林水産省から「子ども農山漁村交流プロジェクト」の受入れモデル地域としての指定を受ける
  • 平成21年度 厚生労働省の「地域雇用創造実現事業」の採択を受ける

 

教育旅行取り組みのきっかけ及びその経緯

 (1) 山形村時代

  ① 「バッタリー村」(昭和60年7月に開村)が推進展開するグリーン・ツーリズムなどの実績や、貴重な地域資源を活用して交流人口の拡大による地域の活性化を狙い、体験型教育旅行の受入れに取組み始めた。

  ② 昭和58年から首都圏の消費者グループ「『大地を守る会』との短角牛の里と都市を結ぶ集い(久慈市山形ベコツアー)」を継続実施しており、これにより民泊体験等の受入れ素地が出来上がった。

  ③ 平成12年から首都圏と地元子どもたちの自然体験交流を行う「バッタリーキャンプ」を実施し、本格的に取組みを始めた。

  ④ 旅行業者や関係機関へのトップセールスが行われるなど、教育旅行受入れ体制が、少しずつではあるが、着実に整備され、平成17年度に中学校2校、高校2校を含めた7団体520人(延べ人数1,670人)を始めて受入れ、民泊体験も1校で行った。

 

(2) 新久慈市以降

  ① 教育旅行等の誘致に係るPR活動や営業活動等については、主に行政で行なってきた経緯があるが、民間団体への事務移譲が検討されており、その受け皿として、平成18年3月の市村合併を契機に、体験指導者、民泊受け入れ農家等が中心となって民間組織である「ふるさと体験学習協会」が設立され、現在行政サイドと連携して活動している。

  ② 豊富な自然、山里の恵みを生かした体験プログラムの実施、人と人、心と心のふれあい交流を目指した民泊受入れにより、着実に成果を上げてきた。(平成21年度実績:23校10団体、述べ6,500人の受入れ)

  ③ 平成21年度に、農林水産省から「子ども農山漁村交流プロジェクト」の受入れモデル地域として指定を受けた(2か年)。従来、中学生を中心に受入れを行なってきたが、小学生の受入れにも取り組んでいる。